我が家ではアイリスオーヤマ社のサーキュレーターを使っています。
以前知人から頂いたもので、それまでは無印良品のものを使っていました。

無印良品のサーキュレーターはたしか2011年に購入したもので、今でも現役で働いてくれています。
調べてみるとツインバードというメーカーのKJ-D994という商品らしく、まだ購入することもできます。

古いサーキュレーターの不満点

すごく気になるところがスイッチの仕組みで、ダイヤル式のスイッチなのですが写真の通り
弱 – 中 – 強 – 切
という並びになっています。これがすごく気持ち悪く使いにくい。
強 – 中 – 弱 – 切
という並びが自然なように思います。しかもダイヤルがとても硬いので、不便さが際立ってしまいます。
強を使う人が多いからこうなっているというよりは、作りの都合でこうしているような気がします。

今回の記事を書くに当たり写真を取ったり型番を調べたりしたのですが、設計上の標準仕様期間は5年と定められていて、それ以上使用すると経年劣化による発火、けがなどの事故に至る恐れがありますと書いていました。ダイヤルの使い勝手どころの話ではありません。もっとちゃんと注意してほしかった…13年働かせていました(想定使用量を下回っているとは思いますが)。

新しいサーキュレーターの不満点

アイリスオーヤマ社のサーキュレーターはPCF-HD15という型番のもので、2015年くらいの製品らしいです。ツインバード社のものより軽くてパワフルなことに驚いた記憶があります。4年のアドバンテージがありますしね。

ツインバード社同様のダイヤル式のスイッチなのですが、この製品もここが分かりにくいです。というのも、このサーキュレーターは首振り機能つきのものなので、通常の
弱 – 中 – 強 – 切
の切り替えと、静音の
弱 – 中 – 強 – 切
の8種類が存在しています。これらを円形に配置し、ダイヤルを回して切り替えるようになっています。

これが分かりにくいです。360度回ってしまうため、ダイヤルのどちら側がオンなのかがわからなくなるのです。おそらく制作者もこの問題を認識していて、解決するためにオンを示す側にささやかな溝を作っています。
しかしこの溝は触って分かるほどの深さではなく、目でも確認しづらく、うまく機能していません。とういか今回始めて存在に気づきました。

首振りをオン/オフスイッチにしてモードと別で設定できれば問題は解決しそうです。実際にそのようなインターフェイスにしている同社の機種もありました。しかし、最新の機種でまた同じような360度のダイヤルを採用しています。

溝を掘っていることからも、ユーザーがダイヤルの示す位置を把握したいと求めていることは理解していただいているようです。また、右回しで設計しているので、上の切モードだろうが下の切モードだろうが、一つ右に回せば弱モードがスタートする、としていて、これはしっかりと機能しています。

問題は、溝だけではユーザーがダイヤルの指し示す場所を把握できないという点です。


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